2009年5月19日火曜日

Dialogue

◆Nikon FA: TAMRON 70-300mm F4-5.6
●f=300mm, F5.6, 絞り優先AE, FUJICOLOR SUPERIA Venus 800
●Development by KONICA MINOLTA "DiMAGE Scan Dual III"

 今回現像されたフィルムを取りに行ったら、店員さんに「いつも素敵な写真を撮られますね。どこかのクラブに所属されてるんですか。」と、ヘンな聞き方をされたのだが、僕は素直(笑)なものだから「素敵な写真」ばかりが頭に残って、「えへへ~それほどでもないんですが」的なニタニタ顔で、聞かれもしないフィルムカメラに出会った経緯までペラペラと喋る。すると店員さん、「実はここで働いてくれる人を募集しているんですが、やっぱりこういうのが好きな人でないと続かないんですよね。すぐやめていっちゃうんです。よかったらいかがですか。もしお知り合いの方でいらっしゃったらぜひ紹介してください。」ってなことをおっしゃる。そこで僕は鼻の穴を広げて「そ、その(指をさして)現像する機械をオ、オペレートしたりするんですね!!」と、「僕がやりたいんですけど・・・。」とは言ったものの、即撤回。時間的に無理。学生だったらゼッタイやってたな。

 ウチの奥様に「素敵な写真」らしいぞって言ったら、「そんだけ現像に行ってたらそりゃ、顔覚えられるわ。」と、さも「素敵な写真」はあいさつで、僕の写真仲間(いないけど)目当て(=人員確保)の声かけにすぎないと言いたげなのだ(笑)。そういえば今回使ったレンズ「TAMRON 70-300mm F4-5.6」はカビ発生のジャンクで1、575円。撮ったカットの中には落ちてたペットボトルなんてのもある。

 確かに「素敵」にはほど遠いけれども、なんだか気分が良いのだ。