2009年5月21日木曜日

雲雀の鳴く午後

◆Nikomat FTn: Ai-s Zoom Nikkor 35-105mm f/3.5-4.5
●f=105mm, F11, 1/125, DNP CENTURIA 200
●Development by KONICA MINOLTA "DiMAGE Scan Dual III

 写真と絵画でその見せ方において僕が大きく「違うなぁ」と感じるのは、背景または主役以外のものの表現である。簡単にいうと、写真には「ボカす」ということが当たり前にある。「このレンズはボケ味がきれい」なんていう言い方もある。絵では「手前や奥のものをボカすな」なんて言われてたので、実はのびのびと絞りのごとく開放感いっぱいに撮っていた。確かに写真は絵画ほど作者の細部に対する意図を盛り込めないから、表現方法としては有効なのだろうが・・・。そこで今回は絞りを8以上開けないという「ルール」(つまりボカさない)で一本撮ってみた。

 季節はもうすぐ梅雨。「いつも誰がこの広い堤防の草刈りをしてくれるのだろう」とヨメさんと話していたのだが、ついに出くわした。ご苦労さまです。