2010年10月3日日曜日

Xenon C 50mm F2.8

◆Kodak Retina IIc: Retina-Xenon C 50mm F2.8
●FUJICOLOR "FUJICOLOR ISO 100"
●KONICA MINOLTA "DiMAGE Scan Dual III"

 スージーのブレーキシューを交換してもらおうと、近所のバイクショップへ行く。仕上がりは夕方になるとのことなので、レチナをブラ下げて散歩がてらいったん家に帰ることにした。近所と言っても歩くとちょっとした距離なのだが、レチナのおかげで退屈はしない。
 歩きながら露出を設定しておく。撮ろうと思ったらフロントのカバーを開け、レンズが繰り出したら∞遠の位置からおおよそのところまで距離調整レバーをもっていく。ファインダーを覗いて微妙な距離合わせをして、最後にフレーミングをしてシャッターを切る。すぐに次のための巻上げを行い、レンズを∞遠に戻し、レンズキャップにもなるフロントカバーを閉じる。そしてレチナはコンパクトになり、カメラとしての存在感を消す。この一連の動作のリズムに「乗れる」ようになると実に心地よい。
 "Retina"とは「網膜」を意味するそうだ。ドイツってスゴイなぁ。