2010年10月2日土曜日

Retina IIc

◆KDDI SH004: AUTO FOCUS 29mm WIDE F2.8

 テッサーかクセナー搭載で、ブローニーが撮れるカメラが欲しい⇒寄り道して「Olympus Six」を入手⇒蛇腹スプリングカメラの機械的「ギミック」とコンパクトさにやられる⇒クセノン搭載の35mmスプリングカメラ「Retina IIc」を入手。・・・とても自然な流れである。

 レチナには以前から興味があったのだが、ようやく「自然な流れ」(?)でやって来た「Made In Germany」。いつものように安く手に入れたこのカメラのレンズはキレイ、外観も50年以上前のものとは思えないピカピカ。しかしシャッターの1秒と1/2秒あたりが頼りない。そして壊滅的にダメなのがファインダー。曇りが酷くて全く覗く気がしない。それでも写すことは出来るだろうと購入したのだ。実際、手にしてみると質感の良さに浸ってしまい、いてもたってもいられなくなって「ドイツ製」に臆することなく分解。結果、見事にクリアーになったファインダーと復活したスローシャッター。ファインダーを覗かないのでは「IIc」を選ぶ意味が無いのでかなり気分が良い。

 今年の自分への誕生日プレゼントである。