2009年12月17日木曜日

Hexanon 48mm/F2

◆Konica III MXL, Hexanon 48mm/F2
●F5.6, 1/250, DNP "CENTURIA 200"
●Scanned by KONICA MINOLTA "DiMAGE Scan Dual III"

 一秒の250分の1という「一瞬」でここまで描くのだからスゴイ。その素朴な感動は、デジタルよりもフィルムのほうに、より強く感じられる。フィルムに当てた「一瞬」の光で起こる化学反応を利用した、少なくとも僕の実感(想像?)できる範囲内での出来事。それは音楽に置き換えると、MIDIとアコースティックだろうか。だとしたら僕の場合、やっぱりデジタルは便利だけど表現する手段としてはフィルム、ということになる。
 そういう点においては、出来上がったものがたとえデジタルと同じに見えても、区別がつかなくても、それはどうでもよいことなのだ。